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スナック・ママとバーテン見習いボクの同棲生活

オリジナル小説です。

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第1章 -01

2013.06.06 (Thu)
店が終わってボクは片付けをしていたい。
グラスや灰皿を洗って、空いたビール瓶をビールケースに詰める。生ゴミは大して出ないが、煙草の吸殻はもの凄い量だ。

「ショウちゃん、アタシ先に帰ってるから」

カウンターで今日の売上を数え終わったママが言った。

「うん、掃除とゴミ出して、ちゃんと戸締りするから大丈夫だよ」

「お風呂にお湯溜めておくね。一緒に汗流して早くビール飲みましょう」

「うん、そうだね」

五月に入ってまだ二週間ほどの今は、冷房を入れるほど暑くはないが、身体を動かすと汗ばむ。

ボクがママのスナックで働き始めて二年半。働き始めて半年が過ぎた頃にママと身体の関係ができた。ママは61歳、ボクは36歳。25歳差の年の差カップルだ。
スナック・ママとバーテン見習いボクの同棲生活がこうして始まった。

東日本大震災の被害と言えばカウンターの上に並べてあったグラスが床に落ちて割れたぐらいで大きな被害はなかったが、お店のあるここ足立区は計画停電の対象区域で先月は度々開店休業を余儀なくされた。
ただでさえ景気が悪いのに、大震災、津波被害、原発事故(この時点ではメルドダウンしてることは一切報じられていなかった)による電力不足。日本経済がますます悪くなる不安な気持ちで迎えたゴールデンウィークも営業していたが客の入りは大したことはなかった。

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